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プロって、何でしょう?
この企画、”プロの定義”が決まってから、ずーっと考えてました。
特に、ブライダルでプロって、何だろう?って。
でも、その前に、志事って何だろう?って思っていたら、
ちょうど、その答えが見つかりました!
志事とは、人の役に立つこと
中村文昭さん が、著作お金でなく人のご縁ででっかく生きろ! (2)の中で
取り上げていた言葉です。
人のためになること=志事
じゃあ、私の志事は
結婚式という、
一生に一度の記念日を創り上げることで
それに関わる人すべての
想い出に残るシーンを
新郎新婦と共に創り上げること。
志事というのは、
取り扱っているサービスのことや、商品のことだけではないってことですよね。
では、改めて、プロの定義です。
私の考える、プロの定義は、下の3点。
① お金をもらっている以上は、まずプロとして自覚し、
② お客様に安心して頂けるよう心がけ、
③ お客様の希望・要望に対し、1%でもいいから超えること。
です。
では、順番にお話していきます。
①お金をもらっているのは誰でもプロ。
「自分は入社したばかりだから。。。」とか、
「自分はアルバイトだから。。。」とか、
お客様の前では、関係ありませんよね?
なので、これからブライダル業界を目指す皆様へ、まず
この一言を贈りたいと思います。
「まず、自分はプロなんだという意識で行動しよう!」
これに気をつけていたら、
お客様への対応だって変わるし、
自分の服装、身だしなみだって気をつけるし、
笑顔が足りないと感じたら、練習するだろうし、
分からないことがあったら、先輩に聞いて、
お客様に対して、的確な案内なり、アドバイスができるように
向上心を持って、毎日の志事に取り組めると思うからです。
最初から、完璧な人間なんて、いないんですから。
② お客様に安心してもらえるよう、心を尽くす
ちなみに、私がこの志事をやりたい!と思ってから、
すぐに就職しましたが、事前知識、経験を積むために
ウェディングプランナースクールに通う方も沢山いらっしゃいます。
ウェディングプランナーのパイオニア、安部トシ子先生が主宰する
Office Mariage プライベートスクール の案内には、下記のように書かれています。
> ブライダルプランナーとは、結婚式を挙げたいカップルの希望を充分ヒアリングした上で、
> お二人らしい結婚式を行なう為に企画提案し、結婚式当日までの準備や進行などの
> 組立てを行っていく担当者のことです。
> 『結婚式を行う上で、必要な事は?』
> 『何を準備したらいいの?』
> 『いつまでに決めれば間に合うの?』
> 『結婚式でしてはいけない事って何?』
> などなど、カップルは、分からない事が多いのです。
> そんなお二人の不安を解決し、的確にアドバイスしてくれる、
> 信頼のできる担当者、それがブライダルプランナーです。
> 時代とともにカップルのニーズは多様化しています。
> その瞬間に合わせた組立てができるウエディングプランナーを目指していただきたいです。
> ブライダルコーディネーターとは、ウエディングドレスのコーディネートをはじめ、
> ブーケ、その他新郎新婦の身の回りすべてをスタイリングし、
> 結婚式当日、緊張気味なお二人がリラックスできるようアテンドする担当者の事です。
> 結婚式当日、ブライダルプランナーは、進行のチェックや会場との打合せ等、
> 意外と新郎新婦のそばについている時間が少ないものです。
> そんな時、専門知識を持ったブライダルコーディネーターがずっとついてくれたら、
> 予期せぬ アクシデントにも安心です。
> そして、お二人だけでなく列席されるお客様皆様にとっても、
> 素敵な一日を過ごしていただけるよう、気を配る事ができる、
> そんなブライダルコーディネーターを目指していただきたいです。
> また、ブライダルプランナーも、
> ブライダルコーディネーターの知識を持っていれば、
> 打合せの段階から、会場に合わせたドレスのアドバイスや
> ブーケのアドバイスができ、当日、アクシデントがあったの際にも迅速な判断ができます。
> そしてブライダルコーディネーターも、ブライダルプランナーの知識を持っていれば、
> その場の状況判断や進行に合わせたコーディネートのアドバイスができます。
> トータルな知識を持った担当者が増えれば、新郎新婦の夢が現実となるでしょう。
長い引用になってしまいました。
お客様となる新郎新婦は、
結婚式に対する憧れ、不安、夢、希望など
いろんな感情を持っています。
一生に一度だからこそ、神経質になる。
そんな、お客様の相談に乗って、。
お客様の不安を、ひとつずつ、ひとつずつ。
順番に取り除いてあげる必要があります。
そのために、自分の担当カップルに限らず、
同僚の披露宴に関する情報収集をしたり、
もちろんブライダル雑誌からも最新情報を集めたり。
知識だけではなく、経験を蓄積し続けなければいけません。
ちゃんと、お客様と向き合って、
何に対して不安を感じているか把握し、
その原因を取り除く。
また、これに関連して、
人間関係を円滑にすることができる、というのも絶対条件です。
社内の人間関係を円滑に出来ないと、ダメですね。
結婚式には、直接、間接を問わず、非常にたくさんの人が関わります。
それぞれ、役割があります。一例を挙げると、、、
□お客様に成約していただく役割
(ブライダルプランナー、ウェディングプランナー)
□当日までの打合せを担当し、イメージを実現する
(ブライダルコーディネーター、ウェディングディレクター)
□当日の披露宴会場を取り仕切る
(サービスチーフ、バンケットチーフ、キャプテンなど)
□音響担当、司会、配膳アルバイト、調理スタッフ、、、
お客様の要望を、おふたりに成り代わって各担当に伝えるのですから
コミュニケーション能力が必要です。
もともと、新郎新婦の幸せをお手伝いしたいくらいですから、
よっぽど大丈夫だと思いますけど、、、
私たちの周りは、職人さんばかりです。
そういった方たちを動かすのは、新郎新婦はもちろん
担当者の想いがどれだけ強いか、なんです。
③ お客様の希望・要望に対し、1%でもいいから超えること。
これに気づいたのは、最近なんです。
まず、新郎新婦の想いを、どれだけ引き出せるか。
というのが前提ですけど。
お話を伺って、
どういった想いを持っていらっしゃるかを把握して、
その理想というか、当日のイメージを、
ちょっとでいいから、超えるんです。
これは、スタッフの準備や
気持ちで、どうにでも出来る話なんです。
お金をかける必要はないです。
実際、私がやったのは、コレです。
以前、このブログで紹介させていただいた、
ゆっくん、のりちゃんの披露宴での実例です。
このおふたり、見るからにいい人そうでしょ?(笑)
事実、いい方なんです。
そんな、おふたりの喜ぶ顔が見たくて、
披露宴前夜、会場のセッティングが完了してから(確か22時頃~)
数時間かけて、作成しました。このローザ通心(つうしん)
翌日は7時出社で、本当は早く帰ったほうがいいんですけど、
作り出したら、楽しくて。
おふたりの笑顔が想像できちゃったから、一気に作っちゃいました。
当日も、コーヒー淹れてる様子とかデジカメで撮影しつつ、
フロントに行って、画像をはめこんで、ゲストの人数分印刷して。。。
業界の方は、分かるかと思いますが、
挙式・披露宴当日の朝なんて、大忙しなんですよ。
直前チェックで、やることはたくさんあるし、
新郎新婦はもちろん、ご両家の親御さんに呼ばれることもあるし、
不測の事態に対応できるよう、なるべく時間を空けておくのが普通なんです。
でも、喜んで欲しくて、作ったローザ通心。
B4用紙に両面印刷しただけの、4ページの新聞。
1年経った今も、おふたりの新居にも保管されていて、
さらに驚いたのは、ゲストでこの新聞を取っていて下さるそうです。
最後に。。。
ブライダルだから
特別なことって、ないですね。
どんなことだって
一生に一度だ、っていうものは多いし。
お客様に後悔させていい仕事もないはずです。
お客様と向き合う
本当に望んでいるものを提供する。
自分の場合は、たまたまそれがブライダルだったというだけ。
結局、人と人。
お互いを信頼し、力を合わせる
心を一つにする。
心ありきです。
だって、呼ばれたゲストも人だから。
スタッフも人だから。
プロとして、人として
ちゃんと向き合えるように成長していかなくちゃ。
冒頭に申し上げた
「ブライダルという志事を通して、人の役に立つこと」
自分が生きた証。
そのために、お客様が喜んでいただけるよう
日々取り組んでいます。
「佐藤はブライダルのプロ」
そう言ってもらえるよう、顔晴ります。
長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
最後にカチッと1クリックで、ご協力いただけると嬉しいです。
ありがとうございました!
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コメントから膨らませてみます。
nemoさんがおっしゃっている
> 結婚→運命共同体という考え方に移行できるような
> ステキなアドバイスがあると、うれしかったりして。。。。
これについて考えてみたいと想います。
先日、テレビを見ていて
結婚を
ゴールイン
と表現していました。
私は、
結婚はゴールだと思っていたら、大間違い
だと思います。
だって、いくら相手のことを愛していても
住んでいた環境も性格も、生活の習慣も違う二人が
一緒に暮らして、新たに家庭を築いていく。
まだ、なにも成し得ていないのに、ゴールと表現するのは、オカシイ。
だから、私の持論では、
結婚っていうのは、スタートなんですよね。
続きは、また。
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ブログのタイトルにしている
”想いをつなぐ”
”心をつなぐ”
について、考えてみました。
そもそも、出村先生のセミナー受講後に、
ふっとひらめいたタイトルだったんです。
いや、違う。
元は、ブログのタイトルではありませんでした。
紙に筆ペンで字を書いて、遊んでたんです。
右脳を使う練習です。
いろいろ、頭に浮かぶフレーズを書いていたら、
タイトルの文字が書けたんです。描けたんです。
「結婚式って、何のためにやるの?」
この問いって、答えは無限にありそうですよね。
人によって、全く違った答えでしょうね。
今まで、たくさんのカップルを見てきて、感じたこと。
それは、
ゲストと一体になった披露宴(wedding reception)は
空気が違うんです。
すごく、温かく、やさしい空気。
やさしいけれど、凛とした、力強さも持ち合わせているような。。。
アーティストのライブを観に行ったときに
感じる一体感に似ているかもしれません。
気持ちが、
想いが、
心が、
ひとつになってるんです。
みんな、つながってるんです。
披露宴当日は、新郎新婦だけでなく
親御さん、親友、親戚、職場の方、
本当にいろんな方が会場に見えます。
その方々全員が、新郎新婦への想いがないと
この一体感は生まれません。
ですから、招待客選びはすごく重要なんです。
義理とか、付き合いとかじゃなく、
本当に祝福してもらいたい方をお招きするべきです。
一方で、心から祝福してくださるゲストに対して
感謝の気持ちを新郎新婦が持ち続けること。
どうやって、おもてなしをするか、真剣に考えること。
こうして、
招待される側、おもてなしをする側の
心がつながっていくんです。
私たちスタッフは、この想いを
簡単に壊すこともできちゃいます。
でも、スタッフ自身が、
壊していることに気づいていない場合があります。
お客様の立場に立ちましょう。
自分の大切なゲストをおもてなししたい気持ちが
伝わらなかったら、悲しくないですか?
打合せを義務的に行わず、
どうして、こういった希望がお客様から寄せられているのか
お話を伺いましょう。
真剣に、一組一組と向き合い、
自分の持つ知識、技術、笑顔、、、
総動員して、何が出来るか、考えましょう。
日々の打合せを、
この気持ちを持って取り組んでいると
気づけば
新郎新婦の想いとつながることができます。
新郎新婦と、ゲストと、スタッフの
想いがひとつになった披露宴の感動を
私は忘れません。
体力的には辛くても、
新郎新婦の、ゲストの笑顔を見たら
もう、やめられません。
こうして、創り上げられた披露宴は
式当日から1年近く経っても、
新郎新婦はもちろん、
ゲストの方々が、ちょくちょく話題にしてくださるそうです。
すべてのカップルが
すべてのゲストが
そして、すべてのブライダルに携わる方が
同じ想いでつながる日が
早く訪れますように ]]>